夏到来を前に、扇風機の買い換えを検討している人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、静音性や省エネ性で人気の家電ブランド「シロカ (siroca)」から販売されている2機種、「SF-CF151」と「SF-C223」がどう違うのか?比較した結果をご紹介します。


2025年4月30日に、サーキュレーターと扇風機の機能を備えた「フィルター付きサーキュレーター扇風機SF-CF151」が発売されました。
前年2024年4月発売の「3Dサーキュレーター扇風機SF-C223」と比較すると、主な違いが10個ありました。
まずは、一覧表にまとめましたのでご覧ください。
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
モーター | ACモーター | DCモーター |
羽数 | 2枚羽(Wファン構造) | 1枚羽 |
フィルター搭載 | 〇あり | ✕なし |
風量モード | ターボ/リズム/おやすみ | うたたね/ゆざまし/衣類乾燥/おやすみ |
ここピタ機能 | ✕なし | 〇あり |
3D首振り角度(自動) | 上下60°/135°、左右60°/120° | 上下50°/100°、左右30°/75°/100° |
重量(kg) | 5.3 | 3.1 |
サイズ(cm) | 幅30x奥行30x高さ113~87 | 幅28x奥行28x高さ68~54 |
高さ調節 | 2段階(パイプ取り外し有) | パイプ伸縮のみ |
ACアダプタコードの長さ | 3m | 1.8m |
価格(参考)※1 | 17,820円 | 16,800円 |
※1 シロカ公式オンラインストアより(2025年5月現在)
2025年発売SF-CF151がオススメな人は
- リビングやオフィスなど広い空間で使いたい人
- フィルター付きなのでお掃除でラクしたい人
- 高い位置から部屋干し乾燥したい人
2024年発売SF-C223がオススメな人は
- 静かでやさしい風からパワフルな風まで欲しい人
- ピンポイントで風向き調節したい人
- リビングや寝室、洗面所などいろいろな場所で使いたい人
- 効率よく部屋干し乾燥したい人
それぞれ特長が異なるので、これから詳しくご紹介していきますね^^
SF-CF151とSF-C223の違い
それでは、シロカのサーキュレーター扇風機SF-CF151とSF-C223の主な違い10個について、詳しくご紹介していきましょう
1)モーターの違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
モーター | ACモーター | DCモーター |
まず扇風機を購入する時に、まず確認したいのがこのモーター部分。
DCモーターの方が、消費電力が少ない場合が多く、電気代が安く済みます。
その代わり販売価格が高い傾向があります。
今回のSF-CF151は、ACモーターですが2025年4月発売の新商品なので、同等な価格になっています。
2)羽数の違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
羽数 | 2枚羽(Wファン構造) | 1枚羽 |
SF-C223は、一般的なサーキュレーター扇風機と同じ、いわゆる普通の1枚羽です。
SF-CF151は、他のモデルには無い2枚羽を使用。

モーター部分を2枚の羽で挟み込むことで、背面から大量の風を取りこんで、2枚羽で前面に送り出す『Wファン構造』を実現!
1枚羽のSF-C223より、風速は約35%アップ、最大14m先まで風が届くようになりました。
3)首振り角度の違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
3D首振り角度(自動) | 上下60°/135°、左右60°/120° | 上下50°/100°、左右30°/75°/100° |
左右方向に加え、上下方向や真上、8 の字にも首を振る「3D 首振り」がシロカの特長です。
上下・左右の首振りを組み合わせて使用すると、立体的な送風を行うことができます。
SF-CF151は、背面にモーターが無くなったことで、SF-C223より広範囲に風を拡散しますよ。
4)フィルター搭載の違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
フィルター搭載 | 〇あり | ✕なし |
SF-CH151には、羽根にホコリが付きにくい『背面フィルター』を採用しています。
扇風機の羽根って、意外とホコリが付きやすくて、気になってしまうことありませんか?フィルターのおかげで、面倒なお掃除が減らせるのは嬉しいですね^^

5)風量モードの違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
モード | ターボ/リズム/おやすみ | うたたね/ゆざまし/衣類乾燥/おやすみ |
SF-CF151は、ターボ(直線的な風)リズム(緩急ある風)、おやすみ(やわらかな風)の3種類のモードを搭載しています。
SF-C223は4種類あるのが特長です。詳しくご紹介しますね。
SF-C223:『うたたねモード』
風量レベル 1~3 のやさしい風をランダムに組み合わせて運転します。
自然に近い心地よい風を浴びたいときや、睡眠時など強い風を浴びたくないときに便利です。
SF-C223:『ゆざましモード』
最大風量(風量レベル8)で 10 分間運転し、その後は風量レベル4で運転します。
運動後やお風呂あがりなど一気に涼しくなりたいときに便利です。

SF-C223:『衣類乾燥モード』
洗濯物に風を当てて乾かす「衣類乾燥モード」を搭載しています。
最大風量、上下首振り 50°、左右首振り 30°で運転するので、「3D首振り」と合わせて効率よく洗濯物を乾かせますよ^^

SF-C223:『おやすみモード』
風量レベル1になると、そのままの風量で運転を続けます。
6)ここピタ機能の有無
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
ここピタ機能 | ✕なし | 〇あり |
ここピタ機能は、SF-C223の特長の1つで、リモコンで細かく角度調節できる機能です。
無駄に左右に振りすぎていて、なかなか風を感じられないなぁと思うこと、ありませんか?
自分がいるところに風が来るまで時間がかかり、もっと早く風に当たりたいのに~と思ったり。
この『欲しいところにピンポイントに風を届けてくれる』機能があれば、自分で範囲を設定できるので、ストレスが減りそうです。
風を向けたい方向にリモコンの「ここピタボタン」を長押しし、止めたい位置でボタンを離すことで、首の向きを細かく調節(正面から左右 60°の範囲)することができますよ♪

7)重量やサイズ、高さ調節の違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
重量(kg) | 5.3 | 3.1 |
サイズ(cm) | 幅30x奥行30x高さ113~87 | 幅28x奥行28x高さ68~54 |
高さ調節 | 2段階(パイプ取り外し有) | パイプ伸縮のみ |
SF-CF151の大きな特長として、
- 高さ1m13cmところから部屋中に風を届けられる
- 冷暖房と併用して、冷&温風を循環させることで快適空間へ
- パイプを取り外して(87cm)、低くしても使える
が挙げられます。

低くして使いたい時にパイプを外す手間や、移動させたい時に5.3kgの重さが少々気になりますね。
逆に、SF-C223の方は、高さが68cmとSF-CF151の約半分、低くすると54cmでコンパクトな作りです。重量も約3kgなので持ち運びしやすいと思います。
8)ACアダプタコードの長さの違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
ACアダプタコードの長さ | 3m | 1.8m |
SF-CF151は3mと長く、リビングなど広い場所でコンセントから離れていても使えそうです。
SF-C223は1.8mと短いですが、使いたい場所に移動させて繋ぐことを想定しているのでは?と感じます。
どこの場所で使いたいかによって、どちらが良いかが変わってきますね^^
参考)価格の違い
SF-CF151(2025年発売) | SF-C223(2024年発売) | |
価格(参考) | 17,820円 | 16,800円 |
参考までに、2025年5月現在のシロカさん公式オンラインストアで公表されている価格で比較してみると、価格差は約1,000円と、それほど差はありません。
楽天やAmazonなどでは、セールやポイントアップ期間を併用するとリーズナブルに購入できますよ♪
〇「SF-CF151」
〇「SF-C223」